ギャグマンガ作家を目指すなら絶対読んでおくべき!笑えるオススメ作品ベスト10

どうも!レビューザです!
本日は、日本のギャグマンガ史を塗り替えたといっても過言ではない伝説のギャグマンガを紹介していこうと思いますよ。

考えてみれば、ギャグマンガって普通のマンガよりも描くの難しいと思うんですよね。
ただマンガを描くだけでも大変なのに、読者を笑かさないといけないわけですから、並大抵のセンスでは描けません。
日本では年間数百タイトルにも及ぶギャグマンガが出版されますが、そのなかで大ヒット作品になれるのは本当にごくごく一握りです。

今この記事を読んでいる方のなかにも、もしかすると「いつかギャグマンガ作家になりたい!」と考えている方がいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、ギャグマンガ作家を目指すなら絶対に読んでおくべき名作ギャグマンガを中心にランキングを作成いたしました。

自分が描くギャグマンガの参考にしたい方、何もかも忘れてただただ笑いたいという方は、ぜひ読んでみてください!

第10位 ジャングルはいつもハレのちグゥ


ジャングルはいつもハレのちグゥ」は、月刊少年ガンガンにて1996年~2003年まで連載されていたギャグマンガです。
2003年以降は一旦リニューアルし、「ハレグゥ」というタイトルに改めて正式な続編として2009年まで連載が続きました。
ガンガンのマンガの中ではかなり知名度の高いほうなので、20代~30代ならリアルタイムで読んでいたという方も多いんじゃないでしょうか。
ぶっちゃけ「ハレグゥ」になってからは微妙になってしまいましたが、序盤はかなり笑えるマンガです。

ジャングルに住む少年・ハレは、突然ジャングルにやってきた少女・グゥと共に生活することになります。
しかしグゥは天真爛漫…を通り越して人間なのかどうかもわからないという謎の少女で、数々のイタズラでハレを困らせます。
ただでさえ個性豊かな面々が揃うジャングルの村にグゥまで加わったことで、ハレはツッコミ漬けの毎日を余儀なくされます。

設定もキャラクターも飛びぬけて無茶苦茶、何も考えずにゲラゲラ笑える系のギャグマンガです。
ときどき、ちょっと感動系かな…?というエピソードが混じりますが、そこはご安心ください。ちゃんとグゥが台無しにしてくれます。

ジャングルはいつもハレのちグゥはkindleで読めます。

続編のハレグゥもkindleにあったのですが、個人的にはハレグゥはイマイチだと思うので、とりあえず無印のほうをお楽しみください。

第9位 いぬまるだしっ


第9位にランクインしたのは、週刊少年ジャンプで連載されていた作品「いぬまるだしっ」です。
表紙は一見、可愛らしい園児と保母さんに見えますが、よく見ると園児の下半身がまるだしになっているのがポイントですね。

いぬまるだしっの主人公はまたたび幼稚園に通う園児・いぬまる。
この少年、なぜか絶対にズボンとパンツを履かないという徹底したポリシーを持っており、常に丸出しボロリズムを保った状態で生活しています。
奇行も多いいぬまるくんをツッコんでくれるのは、表紙右側に描かれている保母さんのたまこ先生。
ストーリーは、主にこの2人を中心に進んでいきます。

現代風のクレヨンしんちゃんとでもいいましょうか、とにかく作者のギャグセンスの高さがうかがえる作品です。
いぬまるくんとたまこ先生のかけあいは漫才を見ているかのようで、どの話もワードセンスがピカリと光ります。

ちなみに作者の大石浩二先生は何故か他の作者の先生に愛されていることで有名です。
いぬまるだしっ連載当時は、黒子のバスケとコラボしたり、スケットダンスとコラボしたり、PSYRENとコラボしたりと数々の伝説を打ち立ててきました。

なかでも話題になったのは、いぬまるだしっの作画の一部を矢吹健太朗先生が担当したエピソード
矢吹健太郎先生といえば「To LOVEる」などで可愛い女の子を描くスペシャリストとしてしられる萌えマンガ界きっての大先生…
その回は、たまこ先生が普段の50倍くらい可愛く描かれていますので、To LOVEるファンも一度見ておいたほうがいいと思います。

すでに連載は終了していますが、いぬまるだしっはkindleでも読めます。

大石先生、またジャンプに復帰してほしいなぁ…

第8位 ラブやん



個人的には1位にランク付けしたいくらい笑える作品。
管理人が好きで好きでたまらないマンガのひとつが、第8位にランクインした「ラブやん」です。
今回ご紹介している他のギャグマンガ作品に比べれば知名度は低いですが、一部の界隈に熱狂的なファンを持つ作品です。
一部の界隈というのはロリコ…いや、やっぱなんでもないです。

ラブやんは「愛のキューピッドが彼女のいない男子に彼女を作ろうと奮闘する」というハートフルな設定なのですが、内容はかなり酷いものです。(褒め言葉
というのも、キューピッドのラブやんが降り立ったのはロリコン・オタク・無職の三拍子揃った成人男性・カズフサのところだったのです。
「好きな人とくっつけてあげる」というと小学生を指定し、下ネタに下ネタを重ね、働く気など一切ないという成人男性に彼女を作る難易度は、チョモランマよりも高いといってよいでしょう。

この作品は、そんなラブやんの苦悩とカズフサの下ネタの毎日を綴ったマンガなのです。
下ネタがかなり多めなので読む人を選ぶかもしれませんが、下ネタOKな人ならかなり笑えると思います。
オタクや非モテの気持ちが分かる人なら尚良し。カズフサの無茶苦茶な理論にも、なぜか「わかるわかる」と頷いてしまうことでしょう。

ちなみにこの作品、掲載誌は月刊アフタヌーンだったのですが、アフタヌーン史上稀に見る大ヒット作品だったといわれています。
発行部数だけを見ればいつアニメ化されてもおかしくない作品だったのですが、内容が内容だけに、テレビ放映には向かないとしてアニメ化が断念されたようです。
あぁ…アニメで見たかったなぁ…カズフサが「人間の交尾は激しいニャー!!!」って叫ぶシーン…

ラブやんはkindleでも読めます。

本屋での取り扱いはけっこうレアだったりするので、kindleのほうが手っ取り早いと思います。
私は単行本のほうも本屋で探してたんですけど、最終巻だけがどうしても見つからなかったんですよね…

第7位 日常



一時期大ブームとなったギャグマンガ作品「日常」が第7位にランクインです。
その名の通り、女の子たちの日常の様子を描いただけの作品…なのですが、日常の内容がムチャクチャすぎて全然日常系マンガではありません。
1巻の表紙見てみると、なぜか机の上にシカが乗ってますよね。だいたいこんな感じのマンガです。

個人的に好きだったのは、主人公のひとり・ゆっこがオシャレなカフェに行く話。
そこはいわゆるスタバ系のカフェだったのですが、ゆっこはスタバ系のカフェの注文システムが分からずに困惑します。
「エスプレッソの…Tで」「トールでよろしいですか?」「透!?」のくだりは爆笑しました。
わかるよ…すごいわかる。それが怖くて私もスタバ行けない派だよ…

サクッと笑える話も多いのですが、日常は基本的にシュール系のギャグで進んでいきます。
シュールすぎてついていけない読者も続出しますが、慣れると置いてけぼりにされる感じが楽しくなってきます
万人受けはしませんが、シュール系マンガ好きか、ドМにはぜひ一度読んでもらいたい作品です。

日常もkindleで購入可能です。

でも初心者には、マンガ版よりもアニメ版がオススメかも。

第6位 ピューと吹く!ジャガー



第6位にランクインしたのは、ギャグマンガ界の大御所・うすた京介先生の作品「ピューと吹く!ジャガー」です。
短ページ作品ながら全20巻を出版し、累計売上部数は850万部を突破した名実ともに日本を代表するギャグマンガのひとつです。

かなりシュールな回から、綿密に張り巡らされた伏線が光る回までギャグのジャンルは様々。
当たり外れはありますが、油断していると腹筋がはち切れんばかりに笑える回が紛れ込んでいるので注意が必要です。
私はこの作品を読んで、何度笑い過ぎて涙を流したことかしれません。

あの伝説のギャグマンガ「すごいよ!マサルさん」を描いた作者だけに、連載開始当初は「マサルさんに比べたら…ねぇ?」みたいな空気が漂っていたことを覚えています。
しかしピューと吹く!ジャガーはその後しっかりとジャンプの看板作品にのし上がり、数々のギャグ名シーンを生み出してきました。
かくいう私も最初は「うーん…」と思いながら読んでいたのですが、1巻の中盤あたりに収録されている「大盛りぜんざい2つ!!!」のシーンで一気に虜になりました。

とにかく、1巻につき1回は爆笑シーンが必ず紛れ込んでるんですよね。
「ナタデココが噛み切れない」「ハンサメン」「それどこのジャスコで買ったの!?」なんかのネタもフェイバリットギャグでした。
毎回毎回が「これやったら面白いんじゃないか」みたいなうすた先生の実験に溢れたこの作品、ギャグマンガ家を目指すなら読んでおいて損はないと思います。

ピューと吹く!ジャガーはkindleで読めます。

最終回がちょっと衝撃的だったので、全部読むならちゃんと1巻から順を追ったほうがいいかと思います。

第5位 ボボボーボ・ボーボボ



シュールギャグというなら「ボボボーボ・ボーボボ」に勝る作品はないでしょう。
初見で「何だよボボボーボ・ボーボボって」と思った方も多いのではないでしょうか。
一応説明しておくと、ボボボーボ・ボーボボとは主人公の本名です。ボボボーボが苗字で、ボーボボが名前です。
親はなんでこんな名前つけたんだよって思いますよね。でもしょうがないんです。彼の親は鼻毛なので

説明すれば説明するほどよくわからなくなっていくマンガ。それがボボボーボ・ボーボボという作品の恐ろしいところですね。
あらすじとしては、鼻毛神拳の使い手であるボーボボが、人類の髪の毛をむしり取る悪の帝国・マルハーゲ帝国と戦いを繰り広げるというものです。
残念ながら、私程度の文章力ではボーボボの魅力をこれ以上伝えることはできません。

ボボボーボ・ボーボボは、それくらいセンセーショナルな作品だったんです。
いい意味でも悪い意味でもギャグマンガの歴史を変えた作品でしたし、連載当時の週刊少年ジャンプの読者は毎週衝撃を受けたものでした。
なんというか、ギャグマンガというよりも現代アートに近いといっても過言ではない完成度の作品です。

今でも、初めてボボボーボ・ボーボボを読んだ瞬間のことは忘れられません。
なにせボーボボは主人公にもかかわらず、初登場時は野菜の暴走族にボコボコにされていたのですから。
「野菜の暴走族って何だよ」と思ったそこのアナタ。1巻を読んでみてください。マジで野菜の暴走族が出てくるので。

その他、「亀ラップ」「ハジケリスト」「ぬのハンカチ」など数々の伝説を生んだボボボーボ・ボーボボ。
平成中期のギャグマンガとしては、ダントツの名作だといえるでしょう。

ボボボーボ・ボーボボはkindleでも読めます。

1巻から読んでもワケわかりませんが、途中から読むと迷宮入りするので最初から順を追って読むのがいいと思います。

第4位 中間管理録トネガワ



最近のギャグマンガのなかではダントツで面白いのが「中間管理録トネガワ」です。
絵柄を見て気付いた方も多いかと思いますが、このマンガは福本伸行先生が原作の「賭博黙示録カイジ」のスピンオフ作品なんです。
一度でもカイジを読んだことがある方なら、端から端までノンストップで爆笑できるはずです。

原作の賭博黙示録カイジといえば、主人公のカイジが大富豪たちの娯楽で開かれる命がけのゲームに参加するストーリーです。
そしてこの中間管理録トネガワは、その命がけのゲームを必死にセッティングする裏方社員たちの日常を描いた作品となっています。
主人公はカイジの宿敵・利根川。原作では恐ろしい存在として描かれている利根川も、この作品においては悲哀溢れる中間管理職にすぎません。

カイジたちが参加するゲームの内容を決める企画会議や、考案されたゲームに問題点が無いかを試すプレオープンなどが行われます。
原作を知らない人が読んでも充分楽しめる内容ですが、原作を読破した人にしかわからないネタも多いです。
例えば利根川が、原作では人間焼き土下座用に使われていた鉄板を、焼き肉プレートとして使ったりします。

個人的に好きだったのは利根川が休憩時間にカツ丼を食べに行くエピソード。
ただオッサンがカツ丼を食べに行くだけのエピソードでここまで笑わせてくれるかと驚きました。
「頼むなっ…!その図体で…!レディースサイズ…!!」のセリフにはマジで大爆笑しましたね。

中間管理録トネガワはkindleで読めます。

もはやスピンオフ作品というレベルは超越しているので、本編を読む気持ちで楽しむこともできます。

第3位 +チック姉さん(プラスチック姉さん)



名作ギャグマンガとして最近チラホラ名前が挙がるようになってきたのが「+チック姉さん」。
掲載誌がヤングガンガン、しかも不定期連載ということで知名度は低めですが、かなり笑える作品なのでギャグマンガ家志望なら一度は読んでおきましょう。
一応アニメ化もされているので、アニメから入っても良いかと思います。

表紙を見てみると「みなみけ」のような萌えマンガに見えますが、中身はかなりハードボイルドな作品となっています。
萌え要素も無くはありませんが…萌えが10だとしたら、恐怖が90、シュールが200に勢いが800、合計1000点満点のマンガといったところでしょうか。
設定や内容は一貫して意味不明ですが、辛辣なワードセンスにイチイチ笑ってしまう作品です。

ネット上でこの作品の画像が出回っていることも多いです。
「でもクセーから死刑だな」「トウモロコシを食べながらトウモロコシのことを考えているこの目!!」「でもいらねぇよ?こんな畜生飯。人間様をお前と一緒にするんじゃねーぞ」などの名セリフを数々生み出しています。
内容は第7位でご紹介した「日常」に似ていますが、+チック姉さんは日常から優しさを丁寧に抽出してドブに捨てたような名作です。

+チック姉さんもkindleで読めるようになりました。

現在は5巻までが発行されていますが、連載は続いているのでこれからも名シーンを生み出し続けてくれるでしょう。

第2位 ギャグマンガ日和



妹子とツナはな~かよしtonight!

というわけで第2位は「ギャグマンガ日和」です。
作品名に「ギャグマンガ」と入れるハードルの上げっぷりには驚かされますが、そのハードルを軽々と超えてしまう超ハイクオリティギャグマンガです。
どこが面白いのかを説明するのも大変。だってこのマンガ、全部面白いんだもの。

ギャグマンガ日和はオムニバス形式のマンガです。
特定のキャラクターだけが活躍するのではなく、毎回新しいキャラクターと設定でギャグが繰り広げられます。
ただし、なかには人気が出すぎてレギュラー化したキャラクターもいるので、そのあたりも見ていて飽きません。
先ほど私が発した「妹子とツナはな~かよしtonight!」という奇声も、ギャグマンガ日和の人気キャラクター・聖徳太子が歌った歌です。

個人的に一番爆笑したのは、やはり「ソードマスターヤマト」ですね。
私は「え!?ここで終わり!?衝撃の最終回を迎えた伝説の打ち切りマンガベスト10」という記事を書いちゃうほどの打ち切りマンガ好きなのですが、この狂った趣味嗜好はソードマスターヤマトに影響されて生まれました。
ソードマスターは、ある日突然打ち切りが決まってしまった作者がわずか3ページで全ての伏線を回収するというストーリーです。
四天王や囚われた両親や生き別れの兄弟など、ボリュームたっぷりの伏線を数コマで解決していく様子には誰もが爆笑してしまいます。
っていうか、この記事を書いてる今まさに、あのシーンを思い出してニヤニヤが止まりません。

ギャグマンガ日和はKindleから読めます。

1巻から順に読んでもいいんですが、途中から読んでも面白いのでお好きな巻から読み進めてみてくださいね。

第1位 すごいよ!マサルさん



栄えある第1位は!!
すごいよ!マサルさん」でした!!
正確には「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!マサルさん」ですね。

なんやかんや言って、この作品を越える作品は未だに現れていない気がします。
もう20年以上前の作品なのに今読んでも色あせませんし、何回読んでも笑えます。
「ギャグマンガ家志望なら絶対読むべき!」というテーマなら、この作品は越えようがないかもしれません。

なにせ、すごいよ!マサルさんが連載していた当時、各社のマンガ賞にはマサルさんを真似た作品が大量に寄せられたという伝説が残っているくらいですから。
今でもギャグマンガを語る上で、「マサルさん以前」「マサルさん以降」という区切りが入るほど、この作品はギャグマンガの歴史を変えた一本だったのです。
後世のマンガ家に与えた影響だけでいえば、藤子不二雄先生にも負けていないと思いますよマジで。

マサルさん以前のギャグマンガは、今読むとコロコロコミックにでも載っていそうなベタなものばかりでした。
しかしマサルさんは、当時としては画期的だった「シュール系」のマンガでもあり、読んだ人に大きな衝撃を与えました。
わずか7巻という連載期間ながらすぐにアニメ化され、一時は社会現象を巻き起こすほどの人気を誇ったのです。
作者のうすた京介先生の意向により人気絶頂のなか打ち切られてしまった作品ですが、もしそのまま続いていたら日本を代表するマンガに成長していたかもしれません。

個人的に好きだったのは「黒いクリスマス」です。
セクシーコマンドー部の面々で楽しくクリスマスを祝おうとするのに、やればやるほど黒魔術みたいになっていく様が最高でした。

すごいよ!マサルさんはKindleで読めます。

通常の単行本もいいんですが、完全版もかなりよかったので興味のある方はぜひ!